KDOG Notebook

どうも、古くからの友人です。

2017-05-01から1ヶ月間の記事一覧

オートエンコーダーを用いた事前学習

はじめに 通常、多層パーセプトロンの層を深くしていけば、より複雑なパターンを認識することが期待される。しかし、層の数を増やしていくほど関数の最適化は困難になり、初期条件の選択によって学習効率が左右される。オートエンコーダーは重み関数について…

多層パーセプトロンによる手書き文字の分類

はじめに これまで、もっとも単純なパーセプトロンによる2値分類と3クラス分類への拡張を行ってきた。今回はパーセプトロンの層を重ねて多クラス分類を行うネットワーク、多層パーセプトロン(Multi-Layer Perceptron : MLP)を実装する。今回用いたデータセッ…

パーセプトロンによる多クラス分類

はじめに パーセプトロンを用いたもっとも単純な分類器は2クラス分類(2値分類)である。今回は3クラス以上の分類モデルへの拡張をおこなう。また、後半ではロジスティック回帰を用いて分類性能の改善を行う。検証に用いたデータはscikit-learnに用意されてい…

kNNによる手書き文字の分類

はじめに 機械学習による手書き文字(数字)の多クラス分類を行う。今回用いる学習アルゴリズムはk近傍法分類器(k-nearest neighbor classifier)である。 kNNは特徴ベクトルとラベルを結ぶような関数(重みやバイアス)を最適化することはなく、逐一入力された特…

二乗和誤差を用いた学習

はじめに ステップ関数を用いて予測ラベルを決定し、教師ラベルとの差分を誤差関数として用いた場合、誤差関数がとる値は離散的になる。 重みも飛び飛びの値をとることになり、初期条件に強く依存した結果が得られる。 今回は二乗和誤差を誤差関数として用い…